理容室のメガネのお姉さんが素敵だ。
数ヶ月に一度、理容店に行く。
昔は、髪切りに行くのが憂鬱だったけど、最近は楽しみだ。
印象の良いメガネかけたお姉さんが、そこにいるからだ。
髪切ってもらうことよりも、ヒゲを剃ってもらうことが楽しみ。
そこは、美容室ではなくて理容室だから、男性客相手の商売で、顔の無駄毛も剃ってもらえる。
そこは、チェーン展開している理容店で、何人かで回してるが、女性の理容師は二人だ。
眼鏡をかけたお姉さんが好きで、もう一人の女は好きじゃない。
行ったタイミングで誰に髪切ってもらえるかが決まる。
髭剃りも、誰にやってもらえるかは分からない。
めがねのお姉さんが髭剃りをしてくれるとなると、「よっしゃ!」となる。
ぼくは、目をつぶる。
お姉さんが、シェービングフォームを塗りたくる。
そして来る、そのときが。
むにっ
お姉さんはぼくの頭におっぱいを当てながら、一所懸命ヒゲを剃ってくれるのだ。
好き。眼鏡のお姉さん、会話してても優しさが伝わってくるから好きだ。
それに比べて、もう一人の女は、すぐにヒステリー起こすから、好きじゃない。
髭剃りの顔が近付くときに目を開けただけでキレてきやがった、ヒステリー女。
ヒステリー女には会いたくないけど、眼鏡のお姉さんに会いたいから、その理容店に行く。