死なせてたまるか、ぼくの遺伝子
自分の知っている人が自殺する。
それはとても悲しくて、悔しくて、無念なことだ。
自殺するのはもったいないよ。
本当にもったいない。
死ぬべきじゃないよ。自ら死を選ぶべきじゃないよ。
独身者が増えている。子どもを持たない人が増えている。
独身を貫こうと決めている人もいるだろう。
その人たちにとやかく言うつもりはない。
でもぼくは、自分の気持ちに素直になって言うよ。
ぼくは結婚したいよ。好きな人を見つけて幸せな家庭を築きたいよ。
子どもだって欲しいよ。
独身を通すということは、結婚せず子供をつくらないということも、ぼくは自殺だと思うからだ。
子どもをつくらないってのは、遺伝子の自殺だ。
自分の遺伝子を後世に残さないという、遺伝子単位の自殺だ。
ぼくはそれをもったいないと思う。
だから、結婚して愛している女性と子供を育みたいと、ぼくは思っている。